函館で観光スポットと言えば、五稜郭が有名です。でものほかに『四稜郭』(しりょうかく)もあるという話が・・・
四稜郭は本当にあるのか?場所はどこ?TVの影響で「四稜郭」という言葉がひんぱんにツィーとされ話題に。中には、存在しないという人まで・・・・
実際はどうなのか。今回は、噂の真相について調べてみました。
四稜郭(しりょうかく)は存在した!
五稜郭と言えば、函館でも観光スポットの1つ。私も昔、歴史の教科書に写真付きで紹介されているのを見て、一度は行ってみたいと思った記憶が・・・・
五稜郭は、国の特別史跡にも指定されていて、全国的にも有名。そして函館市内には。五稜郭のほかに、「四稜郭」と呼ばれるところが実際にありました。
なんと地元では、意外にも観光スポットの穴場として紹介。
五稜郭と四稜郭について
まずは、五稜郭はどんな場所だったのかを簡単に紹介。五稜郭は江戸時代末期に幕府が建造した洋式の城郭(土塁)です。
上空から見ると、星形に5つの突き出した部分が見えることから、五稜郭と呼ばれるようになりました。
四稜郭は、五稜郭の北東約3kmの丘陵傾斜地にあり、上空から見ると4つの角があり、蝶が羽を広げたように見えます。
東側に函館湾を、西側に外洋を望ぶ場所で、郭内面積は約2,300平方メートル。規模は12万平方メートルある五稜郭の50分の1程度と小さめ。土塁の周囲を堀が囲んでいるといった感じです。
1869年(明治2年)、新政府軍の攻撃で函館まで後退した旧幕府脱走軍が、新政府軍の攻撃に備えるため、函館近郊を一望できて、さらに五稜郭の鎮守・東照宮を防御する場所の土地に築造。
昼夜の工事で短期間で完成しましたが、戦争により数時間で陥落したといわれています。
四稜郭内の一部はすでに破壊されていますが、旧態は保存されています。1934年(昭和9年)に国の史跡に指定されました。
四稜郭の場所は?
四稜郭がある場所は、函館市陣川町。JR函館本線ほか五稜郭駅で下車し車かバス。
史跡四稜郭
エリア 美原・桔梗エリア
所在地 函館市陣川町59
アクセス 「四稜郭」バス停 下車 徒歩1分
「四稜郭入口」バス停下車 徒歩15分~20分
駐車場 なし
問合せ先 函館市教育委員会文化財課
電話番号 0138-21-3472
※カーナビ検索には使えません
まとめ
いかがでしたか。今回は、TV番組「ZIP」で紹介されツイッターでも話題になった、四稜郭についてまとめてみました。
世の中には、まだまだ知らないことがいっぱい。何度も出てくるのに、その近くに 「四稜郭」という城郭(土塁)があったなんて・・・・・
参考にしていただけたら、うれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。