差し入れとは?おみやげとの違いや使い方をチコちゃんに叱られるで解説!


あなたはボーっと生きている!? 人々の素朴なギモンと向き合う、NHKのクイズバラエティ番組「チコちゃんに叱られる!」

何も考えないで、のほほんと生きているとチコちゃんに叱られますよ。

2019年11月1日(金)に放送されたギモンはのひとつは・・・

「差し入れってなに?」

贈り物なら手みやげとかおみやげでもいいはずでしょ?…とチコちゃんに突っ込まれる司会の岡村隆史さん。「差し入れとおみやげは何が違うの?」

苦し紛れに岡村さんは「差し入れは、その日に食べてもらうもの…」

いや当然この答えでは叱られてしまいますよね。予想では、なんとなく昔の慣習から来ている気がしますが…

今こそ、すべての日本国民に問います。「差し入れってなに?」

番組では、東京の新橋近辺の会社で「差し入れ」をもらっていそうな人に聞いていました。

「差し入れは、お世話になりますという気持ちで渡すもので、おみやげはお世話になってますって渡すものかな?」

「おみやげは身近な人に渡すイメージ…差し入れは何か気持ちに魂胆があって喜ぶんじゃないの?みたいな裏心があるもの…」

差し入れとおみやげの違いも知らずに、部下に気を利かせたつもりで場違いなモノを差し入れてドン引きされてる会社の上司が多すぎます・・・

でも、チコちゃんは知っていました。

ー差し入れは...

「閉じ込められている人に持っていくもの!」

いつものパターンですが、まずは意味不明の答えが…果たして!?

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「閉じ込められている人に持っていくもの!」とは?

今回、番組の中で詳しく解説していたのは、流行語や専門用語なと俗語研究の第一人者、梅花女子大学の米川明彦教授。

ー「差し入れとおみやげは、言葉が生まれた経緯が全く違うんです」ー

ー「おみやげはお土産と書きますが、昔は土産(とさん)と読んでいました」ー

土産(とさん)とは、「その土地の産物」と言う意味の言葉。もともとは、中国から入ってきた漢語で、日本では平安時代から使われていました。

ー「時が経ち室町時代になると、土地の産物を持ち帰り周囲に配る贈り物という意味に変わったんです」ー

ー「もう一方で見上げ(みあげ)という言葉があります。これは、戦国時代末期に出て来ました。品物を見て人に差し上げる…見上げるという解釈になります」ー

ー「そこからこの見上げが発音しやすいみやげになったと。意味合いが似ているの土産とみやげが合わさり、 土産はみやげの当て字になったんです」ー

差し入れという言葉は、どのように誕生したのか?

それでは差し入れという言葉は、一体どのように誕生したのでしょうか?

ー「差し入れという言葉は差すと入れるの二語から成り立っています。狭い隙間に差し入れるという行為が元々の意味なんです」ー

「差し入れ」は古くからある言葉で。もともとは隙間に物を入れるという意味。それが明治時代にある特定の隙間に差し入れるという意味の言葉に変化しました。

ー「それは監獄、今で言うと刑務所だったんです」ー

明治時代の監獄のドアには、食事を入れるための小さな隙間がありました。

ー「小さな穴から日用品や食料品を入れていました。閉じ込められている人に隙間から物を渡す…差し入れるという意味になったんです」ー

1917年(大正6年)に発行された「東京語辞典」の中でも、差し入れは罪人に渡す物と書いてありました。もともと捉えられていた人に使う言葉だった差し入れ。今は一般的に使われていますが….?

ー「花柳界…いわゆる芸者さんたちの世界で使われるようになったんです」ー

明治時代の芸者さんが、お座敷などにずっといることを「監獄」に見立て、そこで頂くごちそうなどを「差し入れ」と呼んだのです。

その後、寄席芸人や役者など…今でいう業界人たちにも「差し入れ」という言葉が広がり、やがて仕事中のオフィスやドラマの撮影現場などで身動きの取れない人たちに物を渡すことを「差し入れ」と言うようになったんです。

ー「ですから、お土産はその土地の産物を持ち帰り、おすそ分けするもの。差し入れは身動きの取れない人に渡すものという違いがあったんです」ー

まとめ

いかがでしたか。

今回は、2019年11月1日(金)放送「チコちゃんに叱られる!」のギモンはのひとつ

「差し入れってなに?」の内容をご紹介いました。やはり、昔のとある業界の言い回しが広まったということでしたね。言われてみれば、芸能界の世界は特にこの「差し入れ」に気を使っている印象なのもこんな理由だったのですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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