本屋大賞2020受賞 流浪の月あらすじは? 凪良ゆうの受賞コメントも紹介

全国の書店員が選ぶ「2020年本屋大賞」が4月7日に発表されました。本屋大賞は、全国の書店員から有志で構成されるNPO本屋大賞実行委員会が主催し今年で17回目になります。

実際に書店で働いている書店員による投票で決まります。今年は全国の477書店から586人投票があり、10作がノミネートされていました。

2020年本屋大賞ノミネート作

・砥上裕將『線は、僕を描く』(講談社)
・早見和真『店長がバカすぎて』(角川春樹事務所)
・川上未映子『夏物語』(文藝春秋)
・川越宗一『熱源』(文藝春秋)
・横山秀夫『ノースライト』(新潮社)
・青柳碧人『むかしむかしあるところに、死体がありました。』(双葉社)
・知念実希人『ムゲンのi』(双葉社)
・相沢沙呼『medium霊媒探偵城塚翡翠』(講談社)
・小川糸『ライオンのおやつ』(ポプラ社)
・凪良ゆう『流浪の月』(東京創元社)

残念ながら、今年はコロナウィルスの感染拡大影響を受けて大賞発表会は開催されませんでした。大賞受賞作の発表は動画配信されていました。

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本屋大賞2020年受賞作 凪良ゆう『流浪の月』のあらすじは?

私は録画配信されていた2020年本屋大賞の発表会を見ていました。全国書店員が選んだ一番売りたい本、本屋大賞2020年の大賞作品は、凪良ゆうさんの『流浪の月』でした。

『流浪の月』はどんな内容の作品なのでしょうか。

あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。

それでも文、わたしはあなたのそばにいたい―。再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は周囲の人を巻き込みながら疾走を始める。

新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。

「BOOK」データベースより

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『流浪の月』凪良ゆうの受賞コメント

今回は、新型コロナウィルスの感染拡大予防の観点から、凪良ゆうさんは会場に来場されていませんでした。でも、ビデオメッセージという形で喜びのコメントを伝えていました。

ー「『流浪の月』で本屋大賞2020年の大賞を頂きました。ありがとうございました。今年でデビュー13年目になりますが、ずっと女性向けジャンルやライトノベルで書いていたので、この作品は初めての一般文芸作品です」ー

ー「今回、ノミネートされただけでも満足でしたので、大賞受賞の知らせを聞いた時は驚きで声も出ませんでした。書き手として、とても大きな賞だと思っています」ー

ー「読者さんに一番近い賞だと思っていて、その期待にこれからしっかり応えていきたいと思っています」ー

ー「これからも、楽しんで頂ける物語をお届けできるよう頑張りたいと思います。2020年本屋大賞、本当にありがとうございました。」ー

※コメントの一部要旨をまとめました。

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