紙で指を切るとすごく痛い理由とは?チコちゃんに叱られるで詳しく解説!


あなたはボーっと生きている!? 人々の素朴なギモンと向き合う、NHKのクイズバラエティ番組「チコちゃんに叱られる!」

何も考えないで、のほほんと生きているとチコちゃんに叱られますよ。

2019年10月4日(金)に放送されたギモンはのひとつは・・・

「なんで紙で指を切るととても痛いの?」

皆さんは紙で指を切ったことがありますか?実は私は紙でよく指を切ります。コピー用紙や資料などでまるでカミソリの刃が当たったように。そのたびに悲鳴をあげています。

今回の素朴なギモンは興味あるある!

番組では、紙で指を切った経験について街の人々に聞いていました。

「しょっちゅうあります。仕事中に気ってとても痛い思いをしました」
それではなぜ痛いのか聞いてみると・・・

「スパッと切るから」
「視覚で痛いと感じるから」・・・・!?

なぜ紙で指を切ると痛いのかも知らずに、小指を立てながらアレコレ言ったりしてる人いませんか(笑)
でも、チコちゃんは知っていました。

ー紙で指を切るととても痛いのは...

「ノコギリで切られた感じだから!」

岡村さんもゲストの方もこの答えには首をかしげるでけで…

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ノコギリで切られた感じだから…とは?

今回、番組の中で詳しく解説していたのは、紙の構造や用途について35年間も研究を続けている筑波大学 環境材料科学研究室の江前利晴教授。

ー「紙で指を切ったときにすごく痛いのは、紙の縁に秘密があります」ー

ー「紙は繊維が結合してできたものです。そして紙の縁の部分には繊維が切れたモノがあってギザギザなんです」ー

ごく普通のコピー用紙の縁を光学顕微鏡で見てみると…
確かにギザギザの状態になっていて驚きです!

コピー用紙の他にチラシなどで使われているコート紙も同じようにギザギザしていました。

ー「つまり、ギザギザしている紙で指を切るのは、ナイフで切るというよりノコギリで切っている感じなんです」ー

ここで番組内でりんごをナイフとノコギリを使って切るデモストレーションを。鋭利なナイフでモノを切った場合、その刃先には何も残りませんが、ノコギリで切った場合はなんとギザギザの部分でりんごが削りとられてしまっていました!

これが実際に自分の指だと思ったら…いやこれは痛いはずです。

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紙で指を切ると痛いもうひとつの理由とは?

さらに、紙で指を切るとすごく痛いのは、他にも理由があるそうなんですが…

ー「指は、より敏感である必要があるために、指には神経がたくさん集まっていると考えられます」ー

そう解説していたのは、人が感じる痛みを研究する昭和大学 緩和医療科の岡本健一郎教授。

指はモノを持ったり、熱いや軟らかい、湿っているなど様々なことを感じるとても大事な部分。

ー「さらに指は、生活する中で常に使い続けて刺激を受けるので傷口が治りにくい」ー

ー「ずっと痛みを感じ続けているため、とても痛いのです」ー

たしかに日常生活で手先は何かしら使っています。それが切った傷が治りにくくして、痛みも引かなかった理由なんですね。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、2019年10月4日(金)放送「チコちゃんに叱られる!」のギモンはのひとつ

「なんで紙で指を切るととても痛いの?」の内容をご紹介いました。

私は本当によく紙で指を切るので、自分だけ指の皮膚が薄くて弱いのかも…などと考えていました。実は、コピー用紙など紙の縁の部分は要注意だったのですね…

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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